会社経営の知識 8
今回は、利益があがる、金が入るという積極的な面について考えてみましょう。
商品や製品を売るということによって、まず「収益」が発生します。
会計の見方によれば、ただ売っただけではけっして利益が出るわけではなくて、厳密にみると、売ることによって利益のもととなる「収益」が発生し、収入が確定するのです。
この収益は売りさえすれば出るもので、売掛であろうと、手形による販売であろうと、商品を納品し、納品書にハンコを押してもらえば、売上が確定して収益が発生します。
これが会社の「収入」となって、いずれは、それだけの金が「入金」になることが決定します。
つぎにこの売上品の原価とか、いろいろの営業費用という消極面を考えてみます。
厳密には仕入れたり、加工して製品を作っても、それは金という資産が商品や製品という資産に置きかえられただけで、損益とは関係がありません。
その商品や製品が売られたとき、はじめてそれに対応する原価が売上原価という「費用」として生じます。
また営業経費なども、その「支出」が確定したときに、それだけの「費用」が発生するのです。
すなわち、費用というものは、売上に「対応して」発生するものであって、たとえば、来年発売する新製品の広告費という費用は、たとえ今年に支払っても、来年の「費用」となります。
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